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破産≠プレー権の喪失(99/05/24)

平成4年3月23日に破産宣告を受けた東相模ゴルフクラブが7年ぶりに再建へ向けて動き出し、会員は拠出金という一定の負担は伴うものの、プレー権を維持できることになりました。ゴルフ場が破産するとゴルフ会員権は紙くず同然になる、との常識を破ったことになります。今回の再建に向けた内容は、旧経営陣を排除、債権者である銀行がゴルフ場再建に協力、破産配当等により旧債務はすべて精算し新会社は無借金でスタートするというものです。また、会員が拠出金を負担しますが、これは会員にもある程度の責任がありやむをえない、との判断があったようです。このように、破産=プレー権の喪失といった図式が成り立たなかったことはゴルフ業界にとっても明るい話題であり、今後破産等手続きを進めているゴルフ場にも影響を与えるものと期待されます。