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多くのゴルフ場が名義書換料を値下げ(99/08/02)

バブル期にはゴルフ場の名義書換料等の値上げが数多く行われました。しかしその後ゴルフ会員権相場は値下がりを続け、名義書換料や入会預託金（名義書換にともない入会時にゴルフ場へ支払い退会時に返却してもらう預託金）が会員権価格に対して割高となってしまったため、最近は多くのゴルフ場で見直しを行っています。平成10年1月から現在まで名義書換料、入会預託金を値下げ改定したゴルフ場は127、そのなかで50％以上の値下げを行ったゴルフ場は70コースと過半数を超えています。また、名義書換料を無料にしたり、入会預託金を廃止したゴルフ場もあります。他のゴルフ場と比べて会員権価格の値下がり率が大きかったゴルフ場は、その高額な名義書換料や入会預託金もひとつの原因であったと言えるのではないでしょうか。現状の値下げ改定への動きはよりゴルフ会員権を購入しやすい環境が整えられつつあるとも言え、相場回復や流通量増加も期待されます。