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名義書換料と預託金を相殺(00/01/17)

STT開発株式会社が経営している千成ゴルフクラブでは、名義書換時に書換料を預託金で一部相殺できる制度を設け、1月5日より導入しました。この制度は入会者の選択により名義書換時の負担金を軽減できるものです。具体的には、譲渡や贈与により会員権を譲り受け名義書換をする場合、正会員では525,000円の名義書換料(以下すべて消費税込み)を支払う必要がありますが、これを40万円減額し125,000円で済ませることができます。減額分は会員権証券に記載されている預託金より相殺され、例えば証券額面200万円の会員権の場合、新たに発行される160万円の会員権と差し替えられることになります。同様に平日会員(月〜土プレー可)は315,000円の名義書換料が250,000円減額され65,000円に、特別平日会員(月〜金プレー可)は210,000円の名義書換料が160,000円減額され50,000円となります。同社によると、会員権相場が低くなったことによる名義書換料値下げの要望に応えたとのことで、今後会員権相場にどのような影響が出てくるか注目されます。なお、同様の制度は一昨年の4月より相模野CC(神奈川)でも導入されています。