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ゴルフセット、会員権の保有数が増加(00/05/29)

昨年と同様に、全国一般世帯の消費動向(平成12年3月15日時点)を経済企画庁が調査、発表しました。これによると全世帯のゴルフセットの普及率は前年の調査より0.5%増加して39.1%、保有数は100世帯あたり53.2セットとなっています。また、ゴルフ会員権については0.3%増加して普及率が7.3%、100世帯あたりの保有数は10.6枚となっており、ゴルフセットならびにゴルフ会員権はいずれも前年と比較してプラスと、マイナスだった昨年の調査とは正反対の結果が出ました。しかし、今後購入する計画があるかという問いについてはいずれも前年より低い数値となっており、消費が大きく回復する兆しは未だに見えない状況です。ゴルフ会員権相場は本年3月より下げに転じ、全体では再び売り希望件数が買い希望件数を上回っていますが、今回の消費動向の調査結果はそれを裏付けるような結果となりました。ただし、健全な経営状況にあるゴルフ場については引き続きご購入のご希望が多く入っており、今後より一層ゴルフ会員権市場の二極化が進むと考えられます。