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下げ続けるゴルフ会員権相場(00/06/19)

今年のゴルフ会員権相場は、年初は上昇傾向に始まり2月末までその動きが続きました。このまま昨年同様春先まで上昇が続くものと見られていましたが、3月より反転、4月頃には昨年の最低相場よりも下がってしまい、現在も相場下落が続いています。約3ヶ月間の下落幅は関東圏全体では8.16%、また地域別で見てみますと下落率が大きい順に　山梨 11.99%、茨城 10.50%、東京 10.18%、神奈川 9.74%、静岡 9.66%、栃木 8.41%、福島 7.98%、埼玉 7.71%、新潟 7.38%、長野 7.27%、群馬 5.16%、千葉 4.79%、　となっています。千葉の下げ率が一番低くなっていますが、これはゴルフ場へのアクセスの良さや相場の価格帯が影響しているのではないでしょうか。現在は会員権が手ごろな価格になっており、より近くて便利なゴルフ場への入会を求める傾向が強くなってきたようです。また、東京、神奈川は比較的高い下げ率を示していますが、これは高額会員権の下げ幅が大きかったためと考えられます。一流ゴルフ場の会員であるという、いわゆるステータスのために多額の資金を費やすことは、今の時流には合わなくなってきたのかもしれません。