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ゴルフ会員権 Q&A

昔に購入した会員権の購入金額を証明するには?

ゴルフ会員権を売却した場合、売却金額から購入金額を差し引いて利益が出た場合には譲渡所得金額を算出し、確定申告をします。税務署備え付けの用紙に記入のうえ申告しますが、記入した金額を証明できるものの提出を求められた場合には、ゴルフ場や会員権業者が発行した領収書、売買計算書等の写しを提出してください。
ところで、申告は売却した年度の確定申告時ですので売却時の資料はまずお手許にありますが、購入が何十年も前になると購入時の領収書等、資料を紛失されている場合があります。また、資料が無いために購入金額や費用を思い出せない場合もよくあります。資料を探してみたもののどうしても見つからない場合は、つぎのようにしてみてはいかがでしょうか。

1.ゴルフ場に問い合わせる
何十年も前の購入になりますと、会員権業者からの名義変更を伴った会員権購入ではなく、ゴルフ場開場に伴う新規会員募集による購入である場合が多くあります。預託金証券であれば大抵の場合購入時に支払った預託金額が明記されていますので、およその金額は判ります。ただし、預託金以外に入会金等を支払っている場合も多いので、ゴルフ場に当時支払った購入費用について問い合わせてみてください。なお、購入費用の金額を証明する資料の発行については、ゴルフ場によって対応が異なります。

2.会員権業者に問い合わせる
会員権業者から購入している場合、通常は当時の売買計算書の控え等を保管していますので、その業者に問い合わせて控え等を送付してもらってください。また、控え等の保管が無い場合でも、依頼すれば帳簿等を確認のうえ、何らかの形で購入費用の金額を証明する資料を発行してもらえるでしょう。

3.会員権業者に証明を依頼する
会員権業者から購入している場合で、その会員権業者が無くなってしまったり業者を忘れてしまったときは、どちらかの会員権業者に相談してみてください。まず、会員権を購入した年月を会員証券裏面や、ゴルフ場に入会年月を問い合わせることにより確認します。多くの業者が加盟している関東ゴルフ会員権取引業協同組合には資料が保管されていますので、加盟業者を通じて問い合わせることによりおよその当時の相場を調べることが出来ます。また、古い広告を保管している業者もありますので、そこから当時の相場を知ることもできます。証明する資料の発行についても相談してみてください。

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