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ゴルフ会員権 Q&A

会員種別 - 正会員、平日会員、週日会員とは何ですか?

会員権の種類は、登録内容別と種類別との組み合わせで呼ばれることが一般的です。例えば、個人正会員とか法人平日会員などの呼称がそれで、個人、法人と呼ばれるものが登録内容、正会員、平日会員、週日会員などと呼ばれるものが会員種別です。

会員種別は、ゴルフ場を会員として利用できる日が全曜日のもの、月曜日から土曜日のもの、月曜日から金曜日のものの大きく3つに分けられます。これらの種別の呼称はゴルフ場によって異なりますが、全曜日のものは大半は正会員といいます。しかし、それ以外の会員種別については平日会員、週日会員、特別平日会員、特別週日会員などいろいろな呼称がついており、特に決まりがあるわけではありません。例えば同じ平日会員という呼称であっても、あるゴルフ場では月曜日から土曜日まで会員としてプレーできる会員権を指し、別のゴルフ場では月曜日から金曜日までのものといった具合です。

正会員はクラブチャンピオンシップ等のクラブ主催のいろいろな競技会に参加することができますが、それ以外の会員種別では参加できる競技会が限定されてしまいます。また、委員や理事になるなどクラブ運営面への参加も正会員でないとできない場合がほとんどです。つまり正会員は文字どおり正会員で、それ以外の会員は補助的な会員ということです。費用面でも差がついており、名義書替料や年会費は正会員と比較して月曜日から土曜日のものは1/2、月曜日から金曜日のものは1/3程度になっていることが多いようです。

ゴルフ場が設定している会員種別はまちまちで、正会員だけしかないゴルフ場や、正会員と月曜日から土曜日にプレーできる平日会員のみとしているところもあります。変わったものでは、会員の家族しかなることができない家族会員や女性限定のレディース会員(女性の入会制限とは異なります)、また最近では、月水金等の曜日を指定したものや1ヶ月に4回まで等プレーできる回数を指定したものなどもあります。

現会員が会員種別を変更することは可能ですが、その方法はゴルフ場によって異なります。新しくなりたい種別の会員権を購入のうえ新規入会と変わらぬ手順、名義書替料の支払いが必要な場合や、逆に入会手順の簡略化や名義書替料の減免などの便宜を図ってくれる場合もあります。そこで変更費用が多額にならないゴルフ場では、一度平日会員として入会しゴルフ場によくよく親しんでから正会員に切り替えるという方もいます。

月曜日から土曜日にプレーができる会員権については、以前と比較すると入会を検討する方が増えているようです。これは、週休二日制の定着で土曜日に休みを取る方や競技会への参加に対して積極的でない方が増えてきたためと考えられます。加えて、前述のとおり正会員よりも費用が少なく済むのが魅力のようで、会員権相場を比較すると稀に正会員とほとんど差がないもしくは相場が逆転することもあります。

ゴルフ会員権を購入する際にどの会員種別にするのか、という点については、自身の休日(ゴルフができる日)、購入予算や維持費用、競技への志向の度合いなどを基に考えることになります。ただし、ゴルフ会員権市場での流通性は圧倒的に正会員権のほうが良く、資産という側面からは他の種別より正会員権が優位であると考えられます。

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