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ゴルフ会員権 Q&A

女性の入会制限とは何ですか?

女性の入会制限とは、女性がゴルフ場に会員として入会する場合に設けられている、ある種の条件(制限)のことです。

昔は、ゴルフをするのはほとんどが男性でした。そのため、ゴルフ場の会員も男性ばかりで、女性は非常に珍しい存在でした。近年になって、一般社会と同様にゴルフにも女性がどんどん進出し、そのゴルフ人口も増えてきています。しかし、ゴルフ場の施設は昔のままの所が多く、女性のロッカー室など女性用の施設がほとんど整備されていないゴルフ場が数多く存在しています。そのため、女性会員の増加に施設の収容能力が追いつかず止む無く女性の入会を制限し女性の会員数を抑制する、というのが専ら女性の入会制限の理由です。ただし一部では、表向きは施設の能力の問題としていても実際には単純に女性が会員として入会してほしくない、という考えのゴルフ場もあります。女性に向けて門戸を開放するか否かを考えるのは既存の男性会員ですので、このような考え方が出てくることもあるのでしょう。女性制限を設けているゴルフ場は意外と多く、ゴルフの世界ではこの面においてある意味非常に遅れているのかもしれません。

女性の入会制限にはつぎのようなものがあります。

女性が入会する場合は退会者(前名義人)が女性である会員権で入会申請すること
この条件は、女性名義から女性名義への書替え可能だが、男性名義から女性名義へは不可ということです。よって、女性会員数が現状以上に増えることはありません。また、元々数の少ない女性名義会員権は売却物件が出難いため、通常の男性名義会員権より相場が高くなりがちで、決まりがあるわけではありませんが、2割程度高い場合が多いようです。なおこの条件がある場合、ほとんどは女性から男性への名義書替えは妨げていません。加えて、女性名義のものは女性のみ(男性不可)に名義書替可能としている場合もありますが、これはレディース会員などと呼ばれることが多く、この場合は会員権相場が低くなりがちです。

女性会員の定員は○○○人とし空きが出た場合に入会申請を受付ける
女性会員数に定員を設ける方法です。多くは、入会を希望する女性がその旨をゴルフ場に連絡し順番待ちのリストに登録してもらい、空きの順番がまわってきた時点でゴルフ場から連絡をもらい、その後会員権を購入、入会申請をするというものです。購入する会員権は男性名義のものでもよいため、相場に何らかの差異が生まれるようなことはありません。また、入会申請は一般の手続きと同様ですので、入会承認が得られないこともあるので注意が必要です。人気のあるゴルフ場では、数年待ちというところもあります。

女性の入会は認めない
女性の入会を一切認めないというものです。ただし、例えば会員権を相続により取得した場合などは女性入会を認めるゴルフ場が多いため、このような条件があっても、女性会員がまったくいないという所は少ないようです。

比較的近年に開場したゴルフ場の場合は、女性の入会制限を設けているところはあまりありません。また、クラブハウスの建て替えを機に女性用施設を拡充し、制限を廃止する古い開場のゴルフ場も多く出てきています。

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