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ゴルフ場入場者数が増加しています(00/09/04)

調査によると、平成12年1月〜6月の首都圏のゴルフ場入場者数は増加傾向を示した模様です。東京、埼玉、千葉、静岡、茨城、栃木、群馬、山梨、長野、新潟の872のゴルフ場で入場者数は約1524万人となっており、これは前年比で約21.5万、率にして1.43％の増加となっています。県別にみてみると、増加率の大きい順に山梨、東京、群馬、千葉、茨城、埼玉、栃木となっており、大半が2年連続で増加、入場者数が堅調に推移していることを示しています。それとは逆に、長野、新潟は春先の積雪の影響を受けるゴルフ場が多いためか減少傾向を示しましたが、雪の影響を受けない季節になってもその傾向は続きそうな気配があります。東京など立地面で恵まれた地区では、入場者数減少の底打ち、回復の兆しが本格化してきたといえるのではないでしょうか。入場者数の増加はゴルフ会員権市場にも好影響を及ぼすものですが、現在のところその反応はみられません。しかし下げ続ける相場の歯止めとなる一要因として、今後少しずつ良い方向に作用してくるものと期待されます。