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会員権相場が大きく下がっています(00/11/20)
ゴルフ会員権相場が大きく下がっています。2ヶ月前と比較すると関東圏全体の相場では約11%と1割以上下がりました。地域別にみていくと、山梨の20.1%を筆頭に、埼玉 17.2%、福島 15.7%、神奈川 14.7%、千葉 12.7%、茨城 11.3%の下げとなっています。また、比較的下げ幅の低かった地域は、群馬の4.5%が最も低く、続いて長野 4.8%、新潟 6.5%、栃木 8.4%、東京 8.7%、静岡 9.2%となっています。夏から秋にかけては首都圏から遠いゴルフ場の会員権相場の下落が目立ちましたが、最近は対称的に首都圏近郊地域のゴルフ会員権相場が大きく下げているようで、今回の大きな相場下落は地方から都心へと波及したようです。損金計上による節税を目的とした会員権売却について今後制度が変更され節税ができなくなるとの噂や、大手企業への時価会計制度の導入により大きく評価損が出てしまう会員権を売却しようとする動き等が、今回の相場下落に大きな影響を与えていることは間違いなく、今後も弱含みの状況で相場は推移しそうです。なお、先週から今週にかけては比較的下げ幅も低く、優良物件への買い希望が少しずつ増える動きが見て取れます。