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久慈大洋GCが株主会員制へ移行中(01/02/13)
久慈大洋ゴルフクラブ(茨城県)では既存会員の株主会員への転換を進めていますが、昨年中に大半が転換し会員数が475口から約850口となりました。同クラブは大手水産業のマルハグループ系列で、昭和62年から2500万円、その後第3次募集では5000万円で新規会員募集を行いましたが、平成5年に名義書換を開始した際に会員権市場でつけた気配値は約1600万円と募集金額を下回り、その後市場全体が相場を下げるなか同クラブの相場も下げ続けました。そのためゴルフ場が会員に対し、預託金償還対策として会員権の分割と株主会員への転換を提案、会員の70%以上の同意が得られたとして作業を進めることになったとのことです。転換は会員権の預託金額にあわせて株式を複数枚発行する方法で、会員権分割と同時にゴルフ場経営会社の株式増資となるかたちとなっています。ただし、増資後であってもマルハグループの株式保有率は約79%と引き続き高く、経営の安定は保たれるとみられています。同クラブは名義書換料を昨年12月に100万円から50万円に値下げしました。また、年会費は本年4月より6万円から2万円になる予定で、会員権を分割し複数所有している会員の負担が増えないよう配慮されています。