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Jクラブ霞ヶ浦Cが外資系による株主会員制へ(00/02/19)

Jクラブ霞ヶ浦コース(茨城県)は、経営が外資系企業に移るとともに株主会員制となり、旧会員に対する株主会員への移行手続がほぼ終了しました。新たに経営会社となったのは米国の投資会社であるバブコック・アンド・ブラウン株式会社が全額出資で設立したジェイクラブ・ホールディング株式会社です。株主会員への移行は、旧会員が各自の預託金を現物出資することにより新会社の株式を取得し株主会員になるという方法で実施されました。具体的には預託金1800万円に対して新会社の無額面株式1株を割当てるというもので、預託金額によっては複数口の株主となった会員もいらっしゃるようです。なお、この手続に伴ない旧クラブ退会時の会員への配当は0.1%と低いものでしたが、将来、取得した株式が資産価値を生むことにより会員が被った負担の軽減が見込まれています。新会社は現地に運営会社を設立し旧来の従業員を引き継ぐとともに従来通りの営業を続けており、運営については新しい外資系親会社からの指示も特になく現場に任されているとのことです。最近、預託金制から株主会員制へ移行するゴルフ場が出てくるようになりました。この方法はゴルフ場が抱える預託金償還問題への切り札となるのでしょうか。