MASUKURA GOLF INTERNET INFORMATION SERVICES |
伊豆スカイラインCCが無記名会員権を記名式に(01/02/26)
伊豆スカイラインカントリー倶楽部(静岡県)は、法人無記名の会員に対し記名式に転換するよう提案しました。同倶楽部は約200名の法人無記名会員が在籍しており、年会費は記名式の半額の\12,000-、グリーンフィはビジターの半額となっています。以前は利用者は多かったものの、最近は多くのゴルフ場がプレー料金の大幅な値下げ実施しており、無記名会員権の存在価値そのものが下がっていると判断、今回の記名式移行案の提案となったようです。移行方法は3案提示されており、1.同一法人内で記名式に移行する場合は書換料無料、2.80万円もしくは預託金金額がそれより高い場合はその金額で会員権を倶楽部が引き取る、3.第三者へ譲渡する場合は書換料を半額、となっています。この移行により、プレーする際のグリーンフィが安くなる、同伴プレーヤーがプレー料金の割引き対象となる、などのプラス要因を得ることができることから、来場者数の増加や会員権相場の上昇といった期待も出ているようです。しかしながら、無記名会員の多くは会員権を倶楽部に引き取ってもらう案を選択している模様で、図らずも現状の会員権市場を取り巻く景況感の悪さを反映した結果となったようです。