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続く外資系企業のゴルフ場買収(01/05/14)
不況の波をまともに受けているゴルフ場業界では、民事再生法や会社更正法等を申請するゴルフ場が後を絶ちません。加えて、その状況を利用したゴルフ場の買収件数も増えており、最近は太平洋クラブが多くの買収や提携に踏み切っています。このような動きのなか、米国の不動産投資企業グループであるローンスターグループも同様に国内のゴルフ場を買収しています。同グループは国内ゴルフ場を買収する始めての外資系企業として昨年10月にフォレスト三木GC(兵庫県)を皮切りに、その後はエヴァンタイユGC(栃木県)、フォレスト市川GC(兵庫県)、富貴GC(埼玉県)と相次いで買収しました。このなかで富貴GCは初の会員制ゴルフ場の買収となっていますが、現会員に対する処遇やゴルフ場の運営内容等については具体的なものはまだ出てきていません。同社によると買収されることを希望しているゴルフ場はとても多いとのことで、新たな出資を伴なわずに旧会員のプレー権が存続できることを基本とした方針が打ち出されるようであれば、更に買収件数は加速していくのではないでしょうか。ゴルフ場業界への外資系企業進出が、業界再編ならびに活性化のきっかけとなるかもしれません。
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