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ドイツ銀行グループが国内ゴルフ場会社を買収(01/06/04)

ゴルフ西洋が、ドイツ銀行のグループ会社で不動産管理などを行っているマリンインベストメントに買収されたことが明らかになりました。ゴルフ西洋は、昨年7月に特別精算を申請した西洋環境開発（セゾングループ）が関連したゴルフ場である桂ＧＣ（北海道）、美浦ＧＣ（茨城県）、たけべの森ＧＣ（岡山県）、若木ＧＣ（佐賀県）、嵐山ＧＣ（沖縄県）の5コースを経営していました。筆頭株主でもある西洋フードシステムズでは、ゴルフ事業が低迷していることから効率的なグループ経営を進めるにあたり同社の全株式の売却を決めたとのことです。ドイツ銀行グループによるゴルフ場経営は国内では初で、以前も本欄でご紹介した外資系投資顧問会社であるローン・スターグループがアドバイザーになる形で、今後運営されて行く模様です。厳しい経営環境のなか、未だにバブル経済の負の資産整理に追われている日本のゴルフ場企業に対し、外資系企業がいろいろな方法でアプローチし始めています。どの外資系企業も今後も引き続き買収、提携を進めていきたいとの意向のようで、外資系ゴルフ場がこれからも増え続ける気配ですが、それがゴルフ業界全体に対してどのような影響を及ぼすのか未だ未知数です。

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