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ＧＣ成田ハイツリーが会員自主運営を目的とした制度導入へ(01/06/18)
ゴルフ倶楽部成田ハイツリー（千葉県）は平成11年7月に和議が成立し再建の途上にありますが、今月、ゴルフ場運営に関する新しい制度について提案、発表しました。現在、同倶楽部は経営が株式会社成田ハイツリー、施設保有が株式会社メイプルヒルズとなっていますが、この制度の内容は、①会員は匿名組合契約という方法で㈱成田ハイツリーに250万円を出資する ②㈱成田ハイツリーの株式を将来的に買収することを目的とした会員組合を設立し会員はそれに加入する ③平成18年を目途に㈱成田ハイツリーが①の出資金で施設を㈱メイプルヒルズより買収する ④合わせて②の会員組合が㈱成田ハイツリーの全株式を買収する 、というもので、これにより会員自身がゴルフ場を保有、経営することになります。最終的には最近導入するゴルフ場が増えてきた株主会員制と同じような結果が得られますが、こちらのほうが毎年の費用面で安くつくとのことで採用されました。正式な導入のためには本年9月までに700名以上の会員の賛同を得なければなりませんが、これについてもほぼ目途がたっている模様です。同倶楽部は今月より名義書換を再開しており、会員権相場に新制度の評価がどのように反映されるか注目されます。
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