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飯能グリーンCCが株主会員制へ(01/06/25)
飯能グリーンカントリークラブ(埼玉県)は、株主会員制を視野に入れた今後の運営方針を固めました。同クラブは平成元年の開場で会員証券の預託金償還期限が到来しているものの、会員には期限の10年間延長を要請しており、現在まで約6割の会員の同意を得ていました。しかし、会員で組織した「飯能グリーンの会」が預託金返還の訴訟を起こしたことにより、クラブ側と会員組織間で運営方針についての話し合いがもたれ、今回の結果が生まれた模様です。株主会員制への移行方法は、クラブ、ゴルフ場会社、会員の三者によるもので、ゴルフ場会社が増資し発行済み株式数1000株のうち3分の1以上の334株を第三者割当てとする、ゴルフ場会社は会員有志に預託金の一部を返還する、会員有志はその金員をクラブに貸付けクラブが第三者割当て分を引き受ける、というものです。加えて、クラブ役員の直接選挙制度の導入、ゴルフ場会社やクラブとの連絡協議会の開催など、自主的、民主的クラブ運営を目指すとしています。同クラブの現在の会員権相場は、名義書換料が200万円と比較的高額であるにもかかわらず290万円前後で推移しています。今回の決定は相場にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
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