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都留CCが潟Vャトレーゼの子会社として再建へ(01/07/16)
都留カントリー倶楽部(山梨県)は、親会社である旧日債銀の公的管理への移行により借入金と預託金返済の目途が立たなくなり、民事再生手続きの申し立てをしていましたが、6月20日の債権者集会で新しいスポンサーとして潟Vャトレーゼを迎えることが決まり、同社の子会社として再生を図ることになりました。潟Vャトレーゼは本社を山梨県に置く和洋菓子等の製造、販売会社で、全国に460のフランチャイズチェーン店舗を展開する年商490億円の企業です。再生手順は、会員から預託金の90%の免除を受けるとともに、叶ョ理回収機構から別途権付債権以外の債権免除を受け別途権付債権については潟Vャトレーゼが貸付け等で財務支援するというもので、経営を同社が引き継ぐことになります。同社では、会員のプレー権を尊重し、クラブの品格を維持、向上することを表明しており、今回の再生案については多くの会員から賛同を得ることができた模様です。以上のように、都留CCの場合も民事再生手続きを利用した預託金を含む債務の大幅圧縮と有力スポンサーによる支援、という再生手法が取られることになりました。プレー権維持を前提とした預託金制ゴルフ場の再建方法は、この手法が主流になりつつあるようです。
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