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大玉ＶＩＰの会員組織が株主会員制へ向けて活動(01/07/30)
大玉ＶＩＰロイヤルカントリー倶楽部（福島県）の会員で組織する株式会社大玉オーナーズゴルフクラブでは、破産管財人より同倶楽部を買取り、株主会員制として自主経営していく方針を立て、活動を開始しました。同倶楽部は福島県安達郡大玉村に27ホールで平成5年に開場しましたが、経営会社である株式会社日本ロイヤルクラブが本年4月28日に東京地方裁判所より破産宣告を受け、会員組織もそれに伴なって創られました。株主会員制とするために、㈱大玉オーナーズＧＣが会員1名あたり20万円の出資金を募り会員は同社の株式を1株所有、会社はその出資金でゴルフ場を買取る、会員全員が1株を所有する完全株主会員制とすることでプレー権を確保し、会員が一致団結して再建を図る、という手法をとるとしています。同社では約8000名の会員に文章で協力を呼びかけ、半数以上の同意を得て活動を開始する意向の模様で、順調に賛同者が集まるかが同倶楽部再建の鍵となりそうです。なお、同様に㈱日本ロイヤルＧＣが経営していた那須ロイヤルＣＣ、勿来ＶＩＰロイヤルＣＣについては、管財人のもとで営業は継続されているものの会員組織による買取り等の動きはないようです。
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