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東宇都宮CCが預託金償還希望の9割を償還(01/09/03)
東宇都宮カントリークラブ(栃木県)は昭和49年に18ホールで開場、後の平成元年に9ホールを増設し27ホールとなりました。その際、預託金額が700万円〜1000万円となる会員募集を行いましたが、その償還期限が平成9年11月より順次到来しています。この募集に伴なう預託金の総額は約21億円にのぼりますが、入会者の約半数から預託金返還を求められ、その金額は約12億円となりました。同CCはこれを全額銀行借入により対応するとともに、会員権分割や3年以内の分割返済などを提示した結果、現在までに約9割にあたる11億円もの償還を終了し、残額は1億3400万円まで減るに至りました。加えて同CCでは、この預託金償還に伴なう退会者の減員分の補充募集を名義書換えを停止せずに行っており、これも順調に進んでいるようです。預託金償還については、「返還できない」という内容を中心とした悪いニュースばかりが伝えられがちですが、多くのゴルフ場では今回ご紹介したように会員の理解を得ながら償還への努力を続けています。会員権相場は引き続き低迷していますが、このようなゴルフ場の真摯な対応が少しずつ相場に反映されてくるのではないでしょうか。
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