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宍戸GCの再建状況(01/09/17)
宍戸ゴルフクラブ宍戸コース、静コース(茨城県 且ウ戸国際ゴルフ倶楽部)は、平成12年3月に会社更正法の適用を申請していましたが、本年7月末に裁判所へ更生計画案が提出されました。計画案によると、預託金会員と株主会員の区別がなくなり、同等のプレー権が与えられ譲渡も可能になります。宍戸Cと静Cの両コースがプレーできた共通会員は廃止され、両コース別々の会員権に分割されます。これまでの預金や関連会社の破産手続きによる配当金などで弁済原資を多く確保できることから、預託金会員全員に対して同GCに在籍したままで預託金額の25%以上と、これまでの破綻ゴルフ場処理の例では考えられない高い率の弁済が行われる予定です。再建のためのスポンサーとして森ビル株式会社を受け入れ、会員と同社で再建新会社の株式を半分ずつ保有します。株式は1株28万円とし、前述の弁済と合わせることで預託金会員については追加資金等なしで新株式を引き受けることができます。ただし、株主会員には弁済がないため、新株式引き受けによるゴルフ場運営への参加には新たな資金負担が必要となり、従来の「預託金会員権より株式会員権が高い」という会員権相場の常識に疑問を投げかける結果となっています。
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