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富士カントリーグループに新たな３コース(01/12/03)

ゴルフ場経営大手の富士カントリーグループに、新たに3コースが加わることになりました。今回グループに加わるコースは芝山ゴルフ倶楽部（千葉県）、稲武カントリークラブ（愛知県）、広島西カントリー倶楽部（広島県）で、これでグループ内のゴルフ場は25コースとなります。芝山ＧＣは本年7月に民事再生法の適用を申請しましたが、その後、富士カントリーグループの協力を得ることが盛り込まれた再生計画案を立案、11月に東京地方裁判所で開かれた債権者集会で出席者全員に近い数の賛同を得て、即日裁判所の認可決定を受けています。また、稲武ＣＣは中部日本放送から、広島西ＧＣは三菱商事から事業の譲渡を受けたものですが、これは長引く不況により大手企業がゴルフ場事業から撤退し始めていることを示したものと考えられます。また、撤退後の受け皿に大手ゴルフ場経営企業がなることは、運営するゴルフ場を増やすことで経営の効率化を計ろうとする動きと言えます。入場者数の減少や割引き合戦の激化などゴルフ場経営は厳しさを増すばかりですが、それに耐え健全な運営が続けられるよう各企業の努力が払われています。改革、変革と言う言葉が目につく昨今、ゴルフ場も例外ではありません。

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