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御荷鉾CCを外資系企業が買収、再建へ(02/01/21)
御荷鉾カントリー倶楽部(群馬県)は、経営会社の関越開発株式会社が昨年5月に東京地方裁判所より破産宣告を受けていましたが、この度、平成12年にJクラブ霞ヶ浦コース(茨城県)を買収したバブコック・アンド・ブラウン株式会社(本拠:米国)に買収されることになった模様です。既存会員に対する買収条件は、預託金の100%カットならびにプレー権の確保となっており、年会費を完納している会員にのみゴルフ場を利用する権利を認めるとのこと、権利は他への譲渡ができませんが将来は譲渡可能な株式会員へ変更していくとのことです。現在、同社は会員に対してプレー継続を希望するか確認作業を行っていますが、会員と準会員は無料で、また他の会員種別についても数万円の手数料で正会員に資格変更のうえプレー権が認められます。また、再建をより確実なものとするために、買収後は地元の藤岡商工会議所から賛助協力を得られることも決まっているようです。ゴルフ場の再建は、有力企業がスポンサーとなり会員のプレー権は確保される、という方法が現在は主流のようです。ただし、増え続けるゴルフ場の破綻に対して力のあるスポンサーがどれだけあるのか、ゴルフ場再建が難しいことに変わりはありません。
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