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水戸レイクスCCが預託金償還期限を延長(02/02/18)
水戸レイクスカントリークラブ(茨城県)は、預託金償還期限を15年間延長することを決め会員に通知をしました。同CCでは昨年来より会員に対して延長案を提案しており、相応の理解を得られたとして今回の決定に至った模様です。償還期限を15年間延長するに伴ない会員権の2分割を実施、それぞれ譲渡可能のうえ1回目の名義書替えについては書替料が免除されます。これにより会員権市場では売却物件が増え、相場を一時的に押し下げることになるかもしれませんが、名義書替えが進むことで会員数が増加し利用者増が見込めるため、クラブの活性化や経営の安定化を計れるのではないでしょうか。今後、同CCは所有不動産の売却などにより預託金償還原資の確保に努めるとのことです。預託金償還問題は根深く、明確な解決策が未だに見当たらない状況です。全てが償還問題を主因としているわけではないでしょうが、全国規模で見ると2〜3日毎に1件の割合でゴルフ場が倒産しているようで、今年もその傾向は続くと見られています。厳しさが続く経済状況のなかゴルフ場を存続させるためには、水戸レイクスCCのように会員とゴルフ場との相互理解による問題解決への取組みが必須なのかもしれません。
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