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愛鷹600Ｃが入会保証金制度を廃止し相場上昇 (02/05/13)

愛鷹シックスハンドレッドクラブ（静岡県）が、入会保証金制度を廃止しました。この制度は、名義書替時に名義書替料とは別に入会保証金として正会員500万円、平日会員300万円をゴルフ場に預け、退会時に全額返還されるというもので、入会される方には大きな負担となっていました。今回の廃止により、入会時に必要な費用は名義書替料（正会員50万円、平日会員30万円（いずれも税別））のみとなり、大幅な負担軽減となります。同クラブは西野商事グループ（他に関東国際ＣＣ（栃木県）、セントラルＧＣ（茨城県））のゴルフ場ですが、入会保証金廃止により市場での会員権相場を上昇させ売買を活性化させることで、クラブ内で進んでいる会員の高齢化を解消しようとする意図がある模様です。これまで同クラブの会員権相場は長い間低迷しており、購入希望がほとんど出てこないような状況が続いていました。制度改定からまだ10日ほどしか経過していないため未だ安定はしていませんが、会員権相場は予想通り上昇基調となり、売却希望が300万円、購入希望が150万円で購入希望が多い状況です。今後、会員権の資産価値を高める観点からも、このような制度改定を実施するゴルフ場が増えるのではないでしょうか。

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