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ヤマハがヤマハリゾートを吸収合併へ (02/06/03)
ヤマハ株式会社は、100%子会社のヤマハリゾート株式会社を吸収合併することになりました。ヤマハリゾート鰍ヘ、葛城GC(静岡県)、合歓の郷GC(三重県)、キロロGC(北海道)等を所有しており、運営については本年4月に地域毎に設立した子会社へ委託しています。これらのゴルフ場も他のゴルフ場と同様に預託金償還期限が到来もしくはまもなく到来する状況で、預託金の償還請求が増加していました。そのため、多額の償還資金の自己調達が困難な状況であると判断、ヤマハ鰍フ責任において償還請求に応じグループ事業を円滑に進めるため、今回の吸収合併となった模様です。ヤマハリゾート鰍ヘ、ヤマハグループのレクリエーション事業に関する施設の所有と運営を一体化する目的で平成2年に設立されましたが、バブル崩壊による会員権相場の下落や売上減少などにより厳しい経営状態が続いていたようです。不況が続くなか、大手企業を母体とするゴルフ場であっても償還問題は大きな負担となっていますが、今回は母体企業が責任をとることで会員権の償還問題に対する不安材料が取り除かれることになりました。今後、新たな評価により価値が見直され、会員権相場にも好影響を与えることが予想されます。
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