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上総モナークＣＣの再生計画案が可決 (02/06/24)

上総モナークカントリークラブ（千葉県）の経営会社である株式会社上総モナークカントリークラブについて、このたび民事再生計画案に対する議決が行われ、辛うじて過半数の賛成を得て計画案が可決されました。同社は約200億円の負債を抱えて、昨年の12月に民事再生法の適用を申請していました。今回可決された計画案における現会員に対する再生条件は、退会する会員については預託金を98％カットし、残りの2％は約10年間据置いたうえ平成24年6月末に一括で支払うとしています。なお、退会した時点でプレー権は無くなります。一方、継続して残る会員については預託金を100％カットし、他への譲渡が可能な新しい会員権が発行されます。加えて、高額預託金の会員権を所有している会員については別途80万円を支払うことで別口の新しい会員権を取得できる、平日会員については20万円を支払うことで正会員の新会員権を取得できる、などとなっています。同クラブは昭和59年に上総ゴルフクラブとして開場しましたが、平成7年に経営交代し名称が変更されました。名義書替えを開始した平成8年頃は500万円くらいの相場でしたが現在は20分の1以下となっており、厳しい経営状態が相場に反映されている状況です。

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