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南摩城CCが永久会員権制度を導入 (02/07/08)
南摩城カントリークラブ(栃木県)は、平成14年1月の理事会で永久会員権制度を新たに制定し、会員に対して現行の預託金会員権から永久会員権へ移行するよう呼びかけを実施しました。この永久会員権とは、従来の預託金をクラブが解散するときまで預けたままにするというものです。あわせて、ゴルフ場の土地や建物に第一順位の抵当権を設定する権利を持つことになります。これは、現在何らの抵当権もついていない同クラブの不動産に対し将来抵当権が設定されるようなことが起きた場合、永久会員権を持つ会員に対して通知を行い、会員が第一順位の抵当権を設定することで預託金を保全することができるというものです。永久会員権に変更した場合は、年会費が1年間免除、ビジター同伴でセルフプレーをした場合はプレーフィーを免除(3年間)など様々な特典を設けて切り替えを促しており、すでに移行が完了している会員も出ている模様です。これまで決定的な解決法が見つかっていない預託金償還問題ですが、また新しい問題解決への道が示されました。これまで出てきた多くの対策に共通していることは、会員の理解を得られる発想と努力がゴルフ場に求められている、ということかもしれません。
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