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会員権相場が下降へ (02/08/12)

ゴルフ会員権相場の動きが、停滞から下降へと変化してきました。6月くらいまでは、高額物件が全体を引き上げるような感じで相場は上昇していましたが、それらの物件に少しずつ売りが出始めた7月には上昇が止まり、停滞しているような状況でした。最近も引続き売り注文が増えていますが、それに呼応するように一部では買い注文の減少が見られるようになり、全体的には会員権相場は下降の局面に入ったようです。これまで相場のけん引役だった戸塚ＣＣや平塚富士見ＣＣ、本厚木ＣＣ、我孫子ＧＣ、大利根ＣＣなどに売却希望が出始め、その希望金額も始めは高めだったものが買い手に合わせるように低くなりつつあります。また、高額物件の動きに合わせるように、中低額物件にも同様の動きが少しずつ出始めました。これまでの上昇に対する一時的な反動でしょうか。様子を見られていたお客様が相場の上げ止まりを感じ、急いで売却しようとしているのかもしれません。例年この時期は会員権市場の動きが鈍くなるため、相場は下降気味になります。ただし、磯子ＣＣや狭山ＧＣなど引続き強く上昇の動きを見せている物件もあり、個別では相場の動きはまちまちの状況です。

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