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ゴルフ人口は高齢者層で増加、若年層で減少 (02/08/26)
総務省が行った社会生活基本調査によると、60歳以上のゴルフ人口が平成13年度の調査では前回調査した平成8年に比べ約47%も増加していることがわかりました。この調査は5年に一度行われていますが、60歳以上のゴルフ人口は平成8年度が約124万人であったのに対し平成13年度は約183万人と、約59万人も増えており、高齢者層でゴルフに対する興味が高まっていることを示しています。会員権相場の視点からみてみると、関東圏のゴルフ会員権相場は昨年末179万円だっものが本年7月は205万円と短期的には上昇しましたが、長期的にみると平成8年7月は692万円で500万円近く下落しています。相場の下落は、高値で購入し今は使わなくなった会員権を手放す会員を増やす結果を生んでいますが、それと並行して値ごろ感から新入会者の増加にもつながっていると考えられます。なお、全体ではゴルフ人口は減少しており、平成8年度に比べ約18%減少の1254万人となっています。特に減少率が高かったのは20〜24歳の年齢層で、約55.2%減少の65万人でした。今後のゴルフの普及には減少著しい若年層への対策が必要であり、名義書替料の値下げなどでゴルフ場の会員になりやすい環境をつくることも一策ではないでしょうか。
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