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スポーツ振興の会社更生状況 (02/09/17)

ゴルフ場経営の大手であるスポーツ振興グループは会社更生手続きを進めていますが、この度開かれた第1回目の関係者集会には1000人以上もの参加者が集まりました。管財人からは、ゴルフ場施設の整備や管理に支障がでており最低限のメンテナンスも十分に行われていないこと、従業員に対する未払い給与等があり早急に賃金支払いの正常化を計りたいこと、等が報告されました。ゴルフ会員権については200種類以上も発行されているとのことで、これらの調査や整理にも時間がかかった模様です。さらに、まだ開場していない福島県のゴルフ場やゴルフ場以外の資産については売却を進めるとともに、海外の資産は売却や清算がほぼ完了し同グループから離れたとの報告もありました。今後は海外へ流出した資金等の調査、回収を進め、当時の役員に対する責任追及も行っていくとのことです。同グループの更生には、日東興業グループを傘下としたゴールドマン・サックス・グループからの支援を受けています。これからはその支援のもとで営業成績の回復を目指すとともに、会員に対してはプレー権の確保や追加預託金等の経済的負担がない再建を前提に、更生の計画案を作成していくとのことです。

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