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武蔵丘陵ＣＣがさいたま梨花ＣＣとして再スタート (02/09/30)
武蔵丘陵カントリー倶楽部（埼玉県）が、さいたま梨花カントリークラブと名称を変更し再スタートを切ることになりました。これまで、同ゴルフ場は㈱むさしの厚生文化事業団が経営していましたが平成12年に破産し、その後㈱エヌジーエヌがゴルフ場施設を競売で落札して所有者となっていました。同社はビジネスホテルやリバーサイドフェニックスゴルフクラブ（埼玉県）を経営している会社で、本年になって破産管財人と営業権の譲渡について合意し、この度ゴルフ場名変更のうえ経営に乗り出すことになりました。この経営交代に伴なう会員の地位継承については、30万円の登録料を支払って第三者に譲渡可能な正会員（会員権証券は預託金額が無い無額面証券）となるか、もしくは登録料を支払わずに譲渡不可能な平日会員となるかを選択する内容となっており、いずれについても年会費等の未納金精算が必要です。入会申込の期限は11月30日、来年の10月までには名義書替えを再開する見込みです。長引く不況のなかゴルフ場の経営破綻が相次いでいますが、時間はかかるものの再生へ向かって動き出すゴルフ場も増えています。新しいスポンサーを得て再建していく手法も多く、同ＣＣの場合もその一例となりました。
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