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下げが続く会員権相場 (02/11/05)
ゴルフ会員権相場は引続き下げ続けています。本年7月まで、上昇から停滞という動きを見せていた会員権相場は8月初旬から下げに転じ、これまでその勢いが止まらない状況です。特に相場上昇時の牽引役でもあった高額物件の下げが目立っており、戸塚CCなどは本年高値から約700万円も下落、1000万円を越える物件の多くが同様の動きをしています。上が下がることで当然下も下がり始め、下げ幅は高額物件ほどではないものの10月中はほぼ全面安のような状況でした。最近中低額物件で目立っているのは、10年ほど前に高値で買われた方の損金発生を考慮された売却です。将来、会員権相場の上昇は見込めないとの考えのうえ、損金計上による節税によりできるだけ損失額を小さくしようとするもので、昨年も同時期に多く見られました。来春の確定申告時に申告するためには、本年末までに損金発生、つまり売買を完了しなくてはならないために11月と12月はこのような売却事例が多くなります。そのため、会員権相場も下げ基調になりがちです。ただし、昨年は12月中旬に相場は下げ止まり、以降上昇へと転じました。ここ数日、大きく値を下げた物件には買い希望が出始めています。今年も同様の動きとなるのでしょうか。
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