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再起の道を歩み始めるゴルフ場 (02/11/25)
宍戸ヒルズCC(旧宍戸GC宍戸コース 茨城県)並びに静ヒルズCC(旧宍戸GC静コース 茨城県)は、会社更正法適用のために名義書換を停止していましたが、11月12日より再開しました。名義書換料(税別)は正会員50万円、平日・週日会員30万円です。また、ザ・フォレストCC(静岡県)は、民事再生法適用のため名義書換を停止していましたが、11月20日より再開しました。名義書換料(税別)は正会員30万円、平日会員20万円です。景気好転の兆しが見えない昨今、ゴルフ場経営会社の倒産は続いていますが、早期に更生・再生の手続きを開始したゴルフ場は再起の道を歩み始めています。倒産そのものは決して好ましいことではありませんが、最近提示されるゴルフ場の再生案の多くは既存会員のプレー権確保を最重点課題とし、会員に追加の出費を求めず、大幅に債務(預託金を含む)をカットする方法を採る傾向にあります。このような内容で名義書換を再開したゴルフ場については、会員権市場も好意的に迎え入れているようで、相応の相場となることがほとんどです。ゴルフ場倒産の報は止まる気配がなく深刻な問題となっていますが、身軽になった新しいゴルフ場が生まれる前兆とは考えられないでしょうか。
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