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今年の相場動向そして来年は (02/12/30)

今年一年間のゴルフ会員権相場は、年初から7月くらいまで上昇し、以後下降に転じました。年初と年末の相場を比較すると関東圏の単純平均相場で4.7%の下落となりましたが、上記グラフにもあるように階段型から山型へと変化しています。ゴルフ場を個別で見ていくと全体平均と同様の動きをしているものもあれば、上昇し続けるもの、年初から下降が続いているものとまちまちで、東京、神奈川、埼玉、茨城のゴルフ場ではそのような異なった相場動向が顕著だったように思われます。また、会員権売却による損金発生を節税に利用しようとする動きが目立った年でもあります。個人、法人を問わず、年1、2回程度の利用頻度の会員権を売却する方が増えました。売却件数増加というのは良いイメージとは言えませんが、これは名義書換が多かったということでもあり、利用頻度の高い会員の増加、つまりゴルフ場利用者の増加に繋がったとも考えられます。今月に入り、神奈川や千葉のゴルフ場では下げ止まりの状況が出てきました。これは昨年同時期とほぼ同じ動きです。来年の相場も本年同様に上昇基調で始まるのでしょうか。
本年もご利用いただき誠にありがとうございました。新年は1月6日からの営業となります。

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