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茅ヶ崎ＧＣが民事再生手続開始申請 (03/02/03)
ゴルフ場経営会社の観光日本㈱が、民事再生手続の開始を申請しました。負債は約241億円とのことです。同社は、茅ヶ崎ＧＣ（神奈川県）、京都ＧＣ（京都府）、日野ＧＣ（滋賀県）、美奈木ＧＣ（兵庫県）の比較的開場の古いゴルフ場を経営していましたが、近年は客単価の落ち込み等から赤字決算となり、加えて預託金の返還要求が相次いだため資金状況が悪化していた模様です。このままでは、預託金返還が公平にできなくなる恐れもあり、コースの営業維持や会員のプレー権確保の目的も含めて、今回の申請に至ったようです。最近、以上のような状況となったゴルフ場の会社更正法、民事再生法の適用申請が相次いでいます。不況が続く中、入場者や客単価の減少、そして年間に全くプレーをしない会員の増加にどのゴルフ場も頭を悩ませているようです。ゴルフ場の活性化、利用率の向上には、このような眠っている会員権を起こすことも必要なのではないでしょうか。例えば名義書替料の値下げ、割引き等により、使っていない会員権を手放しやすく、プレー意欲の高い方が入会しやすくなるような環境を創り出すことが急務と考えられます。名義書替えの活発化は、ゴルフ場の経営状況を好転させる一策です。
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