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勢いがない会員権相場 (03/02/10)
2月に入り、ゴルフ会員権相場の動きが弱含みへと変化してきました。昨年後半下げ続けていた会員権相場は、年末にほぼ下げ止まり、年が変わってからは穏やかながら上昇基調にありました。しかし、ここ1週間で比較的安い指値の売却希望物件が出始め、上昇から下降へと変化しそうな気配です。昨年同時期、安めの売却希望が消え購入希望が少しずつ増えることで、相場は相応の勢いで上昇し夏前までそれが持続しました。今年初も似たような動きを見せていましたが昨年のような勢いは無く、結果としてわずか1か月で息切れしてしまいました。価格帯でみていくと、高額物件については売却希望の減少、購入希望の増加がはっきりしており、現在も相場は上昇基調にあります。ところが、中低額物件では一時的に売却希望の減少がみられたものの、今月に入ってからは売り件数の増加と希望値の低下の動きが少しずつ出てきたため、全体の相場平均を押し下げる状況になりました。個々では、上昇、停滞、下降と物件毎に異なった動きで、相場全体としての動きが定まってきたわけではありません。再び上昇基調になる気配も充分残っています。上がるか、下がるか、それぞれの気運がもみ合っているような状況です。
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