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相場が上昇している会員権 (03/02/24)

現在のゴルフ会員権相場はほぼ横ばいの状況が続いていますが、関東圏全体の相場平均を昨年同時期と比較すると約7％下落しています。しかし個別でみてみると、すべての物件が全体平均と同様に下落しているわけではなく、同じ水準を維持しているものや上昇しているものがあります。その一例を以下にあげます。相模原ＧＣ(神奈川県)は昨年2月は1350万円でしたが、現在は1550万円となっています。同様に、美里ＧＣ(埼玉県)は95万円が98万円、京葉ＣＣ(千葉県)は178万円が195万円、船橋ＣＣ(千葉県)は268万円が同金額の268万円、葛城ＧＣ(静岡県)は525万円が528万円、浜松ＣＣ(静岡県)は258万円260万円、富士小山ＧＣ(静岡県)は395万円が440万円などとなっています。これらの物件に共通しているのは、会員権市場において購入希望者が絶えないという点で、売却希望の件数が多少増えてもそれを吸収するだけの余力があることです。コース内容、経営状況、サービスなど購入の判断材料となる物差しはいろいろありますが、常に購入希望があるということはゴルフ場が高く評価されていることを示しています。下がる会員権と上がる会員権が混在した、相場の二極化がさらに明確になりそうです。

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