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本庄ＣＣが破産 (03/03/31)
本庄カントリー倶楽部（群馬県）が自己破産を申請し、東京地裁より破産宣告を受けました。同倶楽部は昭和48年にマンバ高原開発㈱が認可を取得し、神流湖ＣＣとして着工、開発を進めていました。しかし昭和51年に倒産し、その後多野ＣＣと名称を変更して計画を引き継いだ会社も倒産しています。今回破産した㈱本庄カントリー倶楽部は昭和58年にこのゴルフ場開発を継承し工事を再開、平成2年に開場に至るとともに、工事と平行して会員募集も行われ、昭和59年ころから平成にかけて250万円から800万円の金額で約2000名の会員が集められた模様です。破産の原因については、利便性の低い立地と長引く不況の影響により経営が圧迫されていたこと、平成13年にコースへ通じる県道が土砂崩れで通行止めとなり約半年間営業ができなかったこと、預託金返還請求が殺到したことなどが挙げられています。現在、同倶楽部は営業を停止しており再開の見通しは立っていません。また、名義書換業務も停止しています。最近のゴルフ場の倒産劇では、再建のためのスポンサーが付くもしくは事業を継承する企業が出てくる、といったかたちでゴルフ場が存続する場合がほとんどですが、本件については難しいのではないかとの意見もあります。
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