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アバイディングＣが民事再生から破産へ (03/04/28)

アバイディングクラブ・ゴルフソサエティ（千葉県）の経営会社は、これまで進めていた民事再生手続きを4月1日に取下げ、新たに破産手続きを進めている模様です。取下げに至ったのは、会員などの債権者に対して債権額の約0.1％を弁済する計画案を立案していたものの、国税庁より預金を差し押さえられ弁済の予定がたたなくなったことが原因のようです。同クラブの負債は総額で約337億円にものぼり、その内訳は�叶ｮ理回収機構に対する債務、会員に対する預託金債務、租税公課が主なものとなっています。なお、金融機関に対する債務は、英国資本のブロードリック・インベストメント・パートナーズ社が出資している日本法人に営業譲渡された際の代金で弁済されているようです。今回の破産手続きへの移行で、預託金の一部返還は実施されそうもありません。また、会員にプレー権は残るものの、第三者への譲渡はできなくなるとのことです。なお、会員権に対する今回の処遇については会員から不満が多く出ているため、今後見直されるかもしれません。ゴルフ場破綻のニュースばかりだったものが、最近は再建内容に関するものが増えてきました。これからは、再建完了の報が増えてくることが期待されます。

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