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プレスCCが民事再生法の適用を申請 (03/05/19)
プレスカントリークラブ(群馬県)が、民事再生法の適用を申請しました。同クラブは平成5年にオープンし、会員は現在約1400名が在籍しています。負債の半分以上を占めるのは預託金の約165億円で、他のケースと同様、再生法適用に至った大きな要因は預託金償還問題であったと考えられます。また、整理回収機構(RCC)に対しても約105億円の債務があり、負債の総額は約287億円にものぼります。再建方法については、すでに営業譲渡先として候補にあがっている不動産会社の潟戟[サムリサーチと交渉を進めているようで、その内容は、現会員のプレー権は確保され預託金はゼロ、会員権の第三者への譲渡は可能となる模様です。バブル期に高額の募集金額で設立されたゴルフ場が、その後の不況による経営環境の悪化のなかで経営難に陥る、合わせてゴルフ会員権相場の下落により預託金の償還問題が発生しゴルフ場の存在そのものを脅かすほどの深刻な問題へと発展していく、このような厳しい現実が当前のように感じられる世の中となってしまいました。まだまだ同様の事は起き続けると思われますが、ゴルフ場が再生していくための一時の辛抱とも言えるのではないでしょうか。
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