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樺n産の更生計画案 (03/06/09)
国内外で16のゴルフ場を経営し、平成14年8月26日に会社更生法の適用を申請した株式会社地産が、5月20日に東京地裁へ更生計画案を提出しました。その概要は、負債総額約3200億円の大部分について免除を受け、残債務についても本年秋頃までに一括で返済するというものです。会員権の取り扱いについては、会員は追加金等の支払うことなくプレー権を確保することができ、預託金をわずかに残した新証券が発行され追って名義書換えも再開されます。債務弁済については、10万円以下の債権者に対しては全額を弁済、10万円を超える部分については金額によって段階的に弁済率を設定して弁済されます。更生法申請から約10ヶ月、再生への道筋が提示され、名義書換え再開の見通しも立ちました。同社の関東圏にあるゴルフ場は、那須チサン、チサン黒羽、岡部チサン、大利根チサン、富士チサンですが、書換え再開後にはどのような水準の相場をつけるのでしょうか。再建に伴うスポンサーは既にローンスターグループに決まっており、今後の更生案の承認ならびに実施については大きな問題は生じないと思われます。ゴルフ場の倒産が続いていますが、再生するゴルフ場も増えてきました。
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