MASUKURA GOLF INTERNET INFORMATION SERVICES |
セベ・バレステロスGC泉Cが預託金問題解決案を提示 (03/08/18)
セベ・バレステロス・ゴルフクラブ泉コース(福島県)が、預託金償還問題に対する解決案を会員に提示しました。同クラブは平成2年に開場し、預託金の総額は約90億円、本年12月から償還期限が到来し始めますが、預託金はすべてゴルフ場の建設費として使用されています。解決案の主な内容は、預託金と特別預託金(入会時にクラブへ預託し退会時に返還を受ける)については据置期間到来後にその5%を返還する、残りの95%については理事を中心とした会員有志で設立された「有限責任中間法人セベ泉クラブ」がゴルフ場施設に第一抵当権を仮登記することで担保する、現会員権は預託金額に応じて通常の正会員権や平日会員権、名義人とは別に1名の登録会員が付けられる会員権などに分割する、年会費は値下げし親族が登録した分割会員権については無料化する、新会員権の預託金は永久債化(償還期日は会社精算時)する、名義書換は停止しない、となっています。預託金制度によるゴルフ場建設は、ゴルフ会員権相場が集めた預託金額を必ず上回り預託金の返還が生じないことを前提としているのですが、デフレがその前提を突き崩してしまいました。今回ご紹介したような抜本的な解決策の普及が急務になっています。
Copyright (C) 2003 Masukura Corp. All rights reserved.