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新大宮GCがマナGCとして再出発へ (03/09/22)
新大宮ゴルフ倶楽部(茨城県)は本年5月に民事再生手続を申請しましたが、このたび再生計画案が立案されマナゴルフ倶楽部という新名称で再出発することになりました。同倶楽部は株式会社グッド・ゴルフ・マネジメントに譲渡され、旧会社は再生計画案成立後に清算されます。会員の処遇については、預託金約180億円は0.1%を計画案認可決定から3ヶ月以内に一括で弁済、会員のプレー権は確保され、会員権は無額面で譲渡可能となります。また、税金等の滞納分については、通常の場合、原則として全額を他の債務より優先して支払いますが、今回は99%カットし残りの1%を支払うというユニークな内容になっています。他の債務に対して10倍の弁済率であり十分に優先した弁済である、との考え方によるとのことですが、今後様々な意見が出てくるものと思われます。再生計画案は書面ならびに10月29日の債権者集会で決議される予定です。今回の計画案が認可決定された場合、経営難により民事再生法の適用申請を検討しているゴルフ場経営者に大きな影響を与えるのではないでしょうか。破綻後の公租公課に対する新しい解釈、取扱いが認められれば、ゴルフ場の再生方法に今まで以上の幅を持たせることができます。
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