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オークビレッジＧＣが森トラストグループへ (03/11/25)

株式会社東ハトのオークビレッジゴルフクラブ（千葉県）が、森トラスト�鰍ﾌグループに譲渡されることになりました。同グループは、貸しビルやホテル、またゴルフ場ではラフォーレ修善寺＆ＣＣ（静岡県）、ラフォーレ白河ＧＣ（福島県）を経営しています。オークビレッジＧＣは本年3月14日に民事再生手続きの開始を申請し、11月12日の債権者集会で再生計画案が可決、同日認可決定を受けました。計画案では同クラブ会員に預託金の27.5%を一括で弁済することになっています。他例に比べてかなり高い弁済率となっていますが、これは製菓事業を分離して営業譲渡した際に得た資金があるためです。加えて、森トラストでは会員のプレー権を保障する方針とのことで、現会員にとっては相応の好条件と考えられます。そのためでしょうか、再生計画案の決議も99%以上の賛成を得ることができた模様です。預託金償還問題に苦しんでいるゴルフ場は未だ多く、再生法の適用申請を検討しているところも相当数あると思われますが、今回のような高弁済率の再生計画案が提示されたことは、今後作成されるであろう他ゴルフ場の再生計画案にも影響を与えるのではないでしょうか。

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