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伊豆下田CCが預託金問題解決のため中間法人を設立 (03/12/08)
伊豆下田カントリークラブ(静岡県)が、預託金償還問題の解決のために中間法人の設立を会員に提案しました。同クラブの預託金証書は40〜600万円の額面のものが発行されていますが、会員権相場の下落により額面金額が市場価格より高くなってしまったため預託金の返還請求が増加しました。請求には対応していたものの、預託金問題の抜本的な解決のために昨年11月に返還を停止、今回の提案に至りました。その内容は、設立された「有限責任中間法人伊豆下田倶楽部」に会員が預託金の中から85万円を出資し中間法人の社員になる、中間法人は会員が出資した預託金を保全するためにゴルフ場施設に第一抵当権を設定する、預託金が85万円未満の場合は額面全額を出資する、預託金が85万円を超えている場合はその差額を15年間の分割支払で会員に返還し加えてその返還分の保全として中間法人はゴルフ場施設に第二抵当権を設定する、というものです。経営会社の渇。浜国際ゴルフ倶楽部によれば15年間で分割返還していく金額は年間約1億円で、充分に支払っていけるとしています。民事再生等による預託金償還問題の解決ではなく、時間がかかっても預託金を返していく方向での解決方法も多くのゴルフ場で模索されています。
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