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スポーツ振興の更生計画案が認可決定 (03/12/22)
ゴルフ場経営大手のスポーツ振興グループは会社更生の手続きを進めていましたが、このほど更生計画案が可決され裁判所より認可決定を受けました。同グループのゴルフ場は多くが関西にありますが、関東では、大厚木CC(神奈川県)、房州CC(千葉県)、鴨川CC(千葉県)、水府GC(茨城県)などがあります。更生計画案では、同じくゴルフ場経営大手で民事再生手続きを採った日東興業グループのスポンサーであるゴールドマン・サックス・グループが、同様にスポンサーとなって再建していくことになっています。スポーツ振興グループは10社以上の会社で構成されていましたが1社に統合されるとのこと、会員のプレー権はそのまま確保されます。預託金については他例に漏れず大幅にカットされ退会者への返還金額は3%、ただし退会申請が遅くなると返還金額が少しずつ増える仕組みで、平成18年以降の退会者には6%が返還されます。ここ数年、ゴルフ場の法的整理が相次いでおり、現在でもその動きが収まる気配はありません。法的整理は重く厳しい処理ではありますが、整理後、ゴルフ場はすっかり身軽になり、会員共々新たな道を歩んでいくことができます。大きな変革期、とは言えないでしょうか。
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