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鳳琳CCの再生計画が確定 (04/01/13)
鳳琳カントリー倶楽部(千葉県)は平成15年4月に民事再生手続開始を申請していましたが、12月24日に再生計画認可決定が確定しました。計画案によると、会員権の預託金については一律半額へ減額され、正会員の場合は675万円、450万円、350万円の3種類となります。据置期間満了後の償還については、毎年、一定期間を設けて償還申請を受け付け、申請金額が決められた償還原資額を超える場合には抽選で償還対象者を決めます。償還原資額については、事業年度の減価償却前利益から金融機関への返済および税金を控除した残額の35%相当額としており、運営を脅かすような過剰な償還ができないようになっています。また、間接株主会員制を導入。今春に同クラブ経営会社の株式を30%保有する「有限責任中間法人鳳琳クラブ」が設立され、会員は原則としてその社員となることで間接的に経営会社の株主になり、ゴルフ場運営に関与できます。同中間法人からは経営会社の取締役と倶楽部理事各1名が選任され、会員の意見を汲み上げる仕組みも整えられました。これまでに多くの再生計画案が出ていますが、それらの良いところを組み合わせたような内容で、今後出てくる計画案にも相応の影響を与えると思われます。
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