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拡大するゴールドマン・サックスのゴルフ場経営 (04/04/19)
米国資本のゴールドマン・サックス・グループが、新たな手法でゴルフ場経営の拡大を図っています。これまでは法的整理等をきっかけにスポンサーになるなどしてゴルフ場を傘下に収めてきましたが、新手法はゴルフ場の運営面を支援しながらその後グループ化していくというものです。今回、運営支援を受けるのは霞台カントリークラブ(茨城県)と小田原ゴルフ倶楽部松田コース(神奈川県)とのこと。霞台CCの会員権相場は1万円、小田原GCは名義書換停止中で相場がたっていない状況ですが、同グループ内に入った際には会員権相場にどのような影響が出てくるのか注目されます。霞台CCは同グループの33コースを運営する潟Aコーディア・ゴルフが運営し、土浦CC(茨城県)の総支配人が兼務して総支配人に就任しています。また小田原GCは、同グループの潟Aコーディアホールディングが運営を受託し、同社から総支配人が派遣されています。それぞれの運営内容についてはまだ大きな変化はないようですが、追っていろいろな施策が採られていくのではないでしょうか。未だゴルフ場の法的整理等が減少する兆候は見られず、加えて今回の運営支援手法など、日本のゴルフ場が次々と米国資本下に組み入れられています。
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