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沼津GCの民事再生計画案が認可決定 (04/07/12)
沼津ゴルフクラブ(静岡県)の民事再生計画案が認可決定されました。同クラブは平成14年11月に民事再生手続の開始申請をしています。再生計画案では、継続してクラブに残る会員によって構成される中間法人設立を再生の骨子としています。クラブ経営会社である沼津観光開発鰍ェ発行済みの全株式を消却、新たに設立する中間法人に49%、経営者側に51%の株式を新たに割り当てます。会員の預託金は30%カット、株式引受預託金として4000円を中間法人に拠出し、残額は10年間を据置期間とした新たな預託金となります。新預託金の期日到来後の償還については限度額を定めるとともに、限度額を超過した場合は抽選が行われ、経営を圧迫するような過剰償還が回避されるような仕組みとなりました。なお、この機会に退会する会員は預託金が90%カットされ、残額が5年間の分割払いで返済されます。同クラブは6月1日より名義書換えを再開しましたが、再生内容を好感してか相場は上昇を続けており、再生法の適用申請をした際の相場とほぼ同水準まで回復しました。未だ購入希望の方が多い状況で引続き値上がりしそうな気配です。まだ再生の途についたばかりですが、ゴルフ場再生の好例と言えるのではないでしょうか。
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